緋衣汝香優理★水迷宮
人形作家、緋衣汝香優理のお仕事と日常
補修終了
- 2018/10/04(木) 23:31:49..
- 人形制作
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金具が当たって欠損している部分、ゴムが当たってであろう欠損している部分を補修した。
肌色の上塗を鑢り落として置き上げ胡粉で埋め、欠損、補填部分が分からなくなる迄中塗りしてから下色を入れて肌色の上塗をした。

元のパーツと色を合わすのは予想通り大変だった。
試し塗りしてOKと思われた色を乗せて、違うなあ、と思っては色味を微調整、塗り進めては又微調整、なんとか完成をみた。
何れが修復パーツかわかるかな?

結構分からない位になったでしょ?
何れが補修パーツかは又後で。
ところで古くなった人形を引き取って吃驚するのは太陽のチカラ。

此のオルゴールドールは去年12月に引き取った。
此の画像は出来立ての頃。
藤のバスケットに布団と枕を敷いてべビーキャリーっぽく仕立ててあったのだが、此のバスケットごと窓の側に置いてあって、埃を被っていた。
螺子を巻き過ぎたのか、ボデイは引き攣れて捩じれ、全く動かなくなっていたのだが、縫い包みのボディを解いて見ると巻き過ぎて螺子に中の綿が絡んだのを更に螺子を巻いた様子。
噛んでガチガチに絡んでいる綿を丁寧に外し、改めて綿を詰め、閉じた。
此の作業の際に服を脱がせたのだが、長い年月陽にあたり、日差しに晒されている部分が若干色褪せていた。正直、脱がせなければ分からない程度ではある。
フラーティングアイ和人形も若干貌、手足が白っぽい。
補修の際はほぼ陽に晒されていない腿、腰、脛の色を基本にした。

此のフラーティングアイ和人形を久々に見て、やっぱりフラーティングアイって楽しい💖ので又創ろうかと、Twitterで呟いたらオーナー様がご親切にも補修を終えてすぐに返さなくても新作を創って、と云って下さった。
で、どうしよっかなあ、と考え中。


さて、補修したのは此の3パーツ。
肌色はたっぷりめに作ったので此の儘紅い曼珠沙華の上塗を進める。
頑張るう!!
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